9月に長野県にある天狗岳へ登山しに行きました。

 

 

登山した山について

[9月中旬、30度以上の気温が毎日続くなか

"山登り"する機会があったので参加しました。

 

山登りは未経験でしたが

ゆっても整備された少し急な坂を登り続ける

そんなイメージで参加しました。

登山した山は長野県の八ヶ岳にある天狗岳。(なんで岳の括りの中に岳があるかは分からん)

標高は2640m

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[初登山は天狗岳。登山家の野口健さん]

 

「山のグレーディング登山ルート別難易度評価」

(*体力1〜10、技術的難易度A~E)

によると

天狗岳の唐沢鉱泉コースはB3転落・滑落などがあり登山経験が必要なレベルらしいです。

ちなみに、高尾山はA2です。

 

さすがに一筋縄ではいかないなと自分でも気づいたので、靴だけは買いました。

 

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後に登山での靴の重要性に改めて気付かされるとはこの時は露知らず。

 

服装も間に合わせで

部ジャー+冬服の寄せ集め

で臨みました。

 

登山開始

山の麓に着くと

まぁなんと言うことでしょう

あたり一面自然しかなかったので驚きました。

日常でどれだけデジタルと人工物に囲まれていたのかを認識することができました。

あと車で向かってる途中、鹿が横切ってきて、アニメの世界だけだと思ってたけど山行ったらマジで鹿横切るんやって思いました。🦌

 

それなりに急な山道を登り1〜2時間が経過した頃、今の時刻を確認しようと時計を確認したところ、先輩と自分の時計にズレがあることに気付きました。

スマホ見ればいいのは分かるのですが、スマホ、軽食、水、タオルを都度バッグから取り出すのは億劫ですし、如何せんスマホは小さく重いので、落としたらそのまま山の下の方へ落下する可能性も高く、高価なものなので取り出したくありませんでした。

しかし私の時計が電波時計であったため、時間が狂わされなかったので、正確な時刻を把握することができました。

マイ腕時計は3年くらい使ってて、電波時計じゃなくてもいいやんってずっと思ってましたが初めて役立ちました。。

登山は、整備された道を勝ち確で進んでいくイメージがありました。(図上)

しかし実際は険しい岩道を垂直に登り続けるようなコースだったので、甘く考えてしまっていた部分は反省しました。(図下)

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[日常であれば歩くことはない岩道]

 

初登山の私がこの岩道を登り切れた理由は、1年半の筋トレ経験から、"ハイレベルな有酸素運動"と捉えられたからだと思います。

登る岩それぞれに苔や尖り、斜面、大きさなどの特徴があり、目の前でどういう岩がありどう登るかを考えながら、少し先のコースも視野に入れ続ける。

少し気を抜くと滑落してしまったり、滑って頭を打つ可能性もあるので常に集中し続けなければいけません。

しかしこの一連の流れを続けることで、ある時から集中しながらも無意識レベルで岩を的確に捌けるようになります

最終的には、無意識だが雑念は抱けない境地に辿り着けるので、ランナーズハイや銭湯の整うのような状態を山登りで体験することができました。

 

山頂

そしていよいよ山頂です。

麓の唐沢鉱泉(3時間)→山小屋→山頂(2時間)

山小屋から山頂までは横1〜2メールで滑落という状況が続き相変わらずハードでしたが無事山頂まで登り切ることできました。

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食事

ここまで登ればさすがにお腹めっちゃ空きます。

しかしこの登山での最大のトラブルは飯を一切持ってきていなかった事です。

山小屋にご飯はありましたが、インフレは案の定起こっておりガーナのチョコレートが1枚300円というような価格設定でした。

なので空腹はお菓子では埋められないと思い、夕食を取ることにしました、、

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[1800円の山小屋ディナー]

めちゃんこお腹空いていたので、都内にある2000円の海鮮丼なんかより、疲れた後の山小屋で食べたディナーの方がよっぽど体に沁みます。

私はお腹空いてたので大盛り(普通の1.5倍)をお代わりしました。

登山をする方は年齢層の高い方々が多く、お代わりをする人はほとんどいませんでした。

そんな中

2回目のお代わりをした私になぜか嫌気がさしたのか、先程の1.5倍盛りではなく2倍くらいの特盛でご飯が出されました。

これは明らかに張り合ってきてるなと

勝負魂と空腹を武器に

その後4回大盛り(特盛)をお代わりし無事競り合い勝ちました。

あんた若いからいっぱい食べるね〜の一線越えちゃったかな?

でも食欲が満たされて体がチャージされ、無事翌日も下山できました。(省きすぎ)

 

まとめ

とにかく装備を強くすることが登山には大切であると気付かされました。

3000円の靴もつくりが弱いのか、下山時に靴に体重が乗る際、ソールと本体がズレるような感覚があり、その部分に気を回さなければいけない点でも疲れました。一応靴裏は滑らないような素材と凹凸でできてはいましたが、それなりの登山用シューズが必要だなって思いましたー。f:id:Shinmyblog:20211002221850j:image

[後ろ姿高校生みたいって言われた]

身につけているアイテムのブランドもバックのグレゴリー以外、登山とは無縁のものばかりだったので、機能性だけでなく登山する人に相応しいお洒落なmont-bellやnorthface、patagoniaなんかにも手出そうと思います。

なんたってモデルコンテスト出てたんだから笑